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Chez ken(シェ ケン)
「Chez ken」ってどんなところ?
都城市街地から車で約20分。田園風景が広がる長閑な場所に突如現れる郊外のお店がChez ken。
県道31号から店に向かう際には、鳥居の先に続く少し細い並木道を進みます。
ここは春には3万人が訪れるという桜並木が有名な母智丘公園の入口。満開の桜が出迎える桜の時期に訪れるのは特におススメです。
Chez kenとは(ケンの家)の意味。オーナーシェフの宮田健一氏が手掛ける本格的なフランス料理を味わえるレストランと、ガーデンも備えたウエディング会場としての顔を持つスポットです。
(↑白いお城のようなゴージャスな外観)
ゲートのように見える“5”つの半“円”は「ご縁がありますように」という意味も込められているんですって。人と人、食と人を繋ぐ幸せ溢れるレストランです。
スペシャルなフレンチ体験を
宮田氏が使うのは九州の食材。日本人の味覚にあうフランス料理を探求し続けるそのスタイルにはファンも多く、1シーズンに何度も訪れるリピーターもいるのだとか。
Chez kenのランチは2200円、3300円、5500円の3種あり、全てコースで提供。
一番人気の2200円のコースでは、前菜、スープ、パン、メイン、デザート、ドリンクが提供され、前菜は2種類、メインは3種類から好みのものを選ぶことができます。
(↑2200円コース、前菜の一例。ササミのオーブン焼きサラダ〜バーニャカウダー風〜)
(↑2200円コース、メインの一例。牛スネ肉のファルシ〜秋の風邪にのせて〜)
ランチメニューの内容は、季節に合わせて3ヵ月ごとに変更。訪れるお客さんたちの意見を聞きながら、メニューに反映させていくこともあるんだそう。
「新しい味を求めて訪れる人を満足させたい」と、宮田氏の探究心は尽きることがありません。
ディナータイムは3850円、5500円、8800円の3つのコースを用意。
(↑ディナーコースの一例。シェフの技が光ります)
ランチ・ディナーともに旬のもの、地のものをふんだんに取り入れています。春先には都城の特産でもある「きんかん」を使い、前菜からデザートまで全て「きんかん」づくしのコースを提供するなど、いつ訪れても、その時のスペシャルを味わうことができるのが嬉しいところ。
予算に合わせての用意も可能なので、要望は相談してみて。
幸せ重なる♡自家製スイーツ
(↑ミル・ソフト1080円。ハードタイプのソレイユハードも1080円)
Chez kenでは、テイクアウトのスイーツ販売も行っていて、中でも人気なのが重なる層が美しいバームクーヘン。
生地を巻きつけるための芯を回転させながら、薄く直火で焼き上げる作業を繰り返し、10〜20層の美しい年輪が出来上がる、手間ひまかけた絶品スイーツ。
Chez kenではしっとり食感の「ミル・ソフト」と、サクっと味わえる「ソレイユハード」との2種類を販売しています。
ほかに見た目にもかわいらしいマカロンや焼き菓子もあるので手みやげにいかが?
また、Chez kenは都城市立図書館内の「Mall Market(マルマーケット)」というカフェを運営。
(↑2018年グッドデザイン賞を受賞した都城図書館内のカフェ)
そちらではケーキ類を味わうことができるので要チェック。
オーナー・宮田氏のおもてなし
(↑マイクロバスの運転もこなす宮田氏。料理ともてなしに対する心意気をひしひしと感じました)
オーナー・宮田氏が大切にするのは、ゲストの「おもてなし」。1人1人に気配りをしながら、可能な限りニーズに応えていくという姿勢は、食で人に感動を与えたいという宮田氏の想いから生まれるもの。
鹿児島県に生まれ、神戸で修行し、フランスで研鑽を積んだ宮田氏の料理に対する実直さと、人を大切にする「おもてなし」の心が生み出す極上のフレンチ体験を是非。
Chez ken(しぇけん)
電話:0986-46-3770
住所:都城市横市町6500-5
アクセス:都城志布志道路横市ICから車で1分
営業時間:午前11時30分~午後1時LO、午後6時~午後8時LO
定休日:火曜日、月曜日の夜、水曜日の夜
駐車場:70台