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昭和11年(1936)に発見され、考古学者小林久雄らによって簡単な調査が実施されました。
幅約7メートル、奥行約6メートルの楕円形をした入口部と、入口部の左奥から奥へとのびる幅約7~8メートル、奥行き20メートルの洞穴部からなります。
縄文時代後期~晩期の土器(写真・中央)や骨角器、当時の人々が食べたと考えられる動物の骨や貝殻などが出土しました。動物の骨にはイノシシ(写真・右)・シカ・カモシカ・ノウサギ・ニホンザルなどがあり、割った跡や焼いた跡などが観察されます。
※川の増水や落石などの危険があります。洞窟付近には近寄らないようにお願いします。